養護教諭(過去問題)


【1】次の文章は薬物依存の悪循環について述べたものである。(  )にあてはまる語句を答えよ。

 薬物をくり返し使用しているとその効果が徐々に弱くなり、はじめと同じような効果を期待するためには、( ア )することが必要となる。この現象を( イ )と呼ぶ。
 依存の第一段階は( ウ )と呼ばれる内側のサイクルから始まり、薬物をくり返し用いるにつれて薬物に対する( エ )は強くなる。薬物の種類によってはさらに( オ )の悪循環に入ることがある。この場合、薬物を中断すると( カ )と呼ばれる身体的・精神的な異常症状が出現する。
 (カ)は、薬物を使用するとピタリと止まるので薬物依存者は(カ)の苦痛から逃れようとして、さらに( キ )の使用を続ける。
 このため( ク )で薬物依存から抜け出ることは難しくなる。

[平成20年度 大分県教員採用試験実施問題]



【2】次の各文で、正しいものには○を、誤っているものには×を答えよ。

(1)心的外傷後ストレス障害の判断基準の一つに反応性の鈍麻がある。

(2)視力検査を実施する際、指標面の照度は300〜700ルクスとする。

(3)寄生虫卵の検査は、学校生活上問題となる寄生虫卵検出頻度が低下しているため、小学校の第3学年以上の学年は検査の項目から除くことができる。

(4)健康診断は、教育課程上では、学習指導要領で「特別活動」の健康安全・体育的行事に位置付けられ、教育活動として実施される。

(5)遠視は、未調節状態で平行光線が網膜より前に焦点を結ぶことをさす。

(6)成人の場合、脈拍数が1分間に90回以上の場合を頻脈、1分間に60回以下の場合を徐脈とする。

(7)職員の健康診断は、児童、生徒、学生及び幼児の健康診断と同様に6月30日までに行うこととされている。

(8)重症急性呼吸器症候群及び痘瘡は、学校において予防すべき第一種伝染病である。

(9)飲料水の一般細菌の基準値は、80コロニー/ml以下である。

[平成19年度 鹿児島県教員採用試験実施問題]