平成18年度 静岡県(過去問題)


2次試験◆

〔小〕次の課題について、句読点も文字数に含め、600字以上800字以内で書け。

「あなたが担任する1年生の児童が、夏休み明けに、次のような「あさがおカード」を2枚かいてきた。この児童は、学校の授業では、集中して取り組むことが苦手で、作品を仕上げられないこともあった。あなたは、この「あさがおカード」にどのような言葉を添えるか。また、この児童に、今後どのようにかかわっていくか。具体的に書け。」
(※編注:朝顔の観察絵日記は、8月8日(わたしのあさがおがはじめてごこさきました。わたしのあさがおってなんでいっぱいさいてくれたんだろーう)と8月23日(あさがおのはっぱとあさがおのはながちいさくなりました。たねもできていました。みどりのたねもちゃいろのたねもありました)というもの。出典「新しい学力観に立つ社会科・生活科の授業づくり」北俊夫編)


〔中養〕次の課題について、句読点も文字数に含め、600字以上800字以内で書け。

5月の連休後のある日、1年生のある生徒から、あなたのところに次のような手紙が届いた。あなたは、学級担任(養護教諭)として、この生徒にどのような助言をするか。また今後どのようにかかわっていくか。具体的に書け。

「私は、中学校に入って、自分が暗くなったような気がします。親は、中学校に入ったとたん高校受験のことばかり言います。実際私も進路のことが今から心配です。小学校の時は、児童会役員もやり、友だちもたくさんいましたが、仲のよかった友だちとも中学校に入ってから離ればなれになってしまいました。今では休み時間に一人で本を読んでいることが多くなりました。今がんばっているのはバレーボールの部活動です。でも先輩たちのように上手なプレーができるようになるかわかりません。」


〔高〕教師を目指す者として、あなたの考える理想の高等学校像について、具体例をあげながら800字以内で述べよ。


〔特〕次の問題について、句読点も文字数に含めて、500字以上600字以内で書け。

「養護教育(障害児教育)において、あなたがいちばん力を入れたいと思う事柄について述べよ。」