平成21年度 新潟県(過去問題)


◆1次試験◆

時間:60分  字数制限:800字

[小学校]
 あなたが採用されて、担任となった3年生の学級には、落ち着きがなく学習に集中できなかったり、学級内の当番活動などに協力的でなかったりする児童がいる。あなたは担任として、一人一人の児童が互いに認め合い、協力し合える学級をつくるために、どのように取り組むか。具体的に答えよ。

[中学校]
 あなたが着任した学校では、生徒間での対立や孤立などの対人関係の問題があり、その解消が学校課題の一つとなっている。あなたは担任として、生徒がより良い人間関係を築き、安心して過ごせる学校づくりに向け、どのように取り組むか。具体的に答えよ。

[高等学校]
 現在、新潟県の高等学校等進学率は99%を超えており、小・中学校でさまざまな生育歴や学習歴をもった生徒が高等学校に入学している。それぞれの生徒が、目的意識を持って生き生きとした高校生活を送ることができるようにするため、あなたは教員としてどのような貢献ができるか。具体的に答えよ。

[養護教諭]
 近年、子どもたちの心身の健康問題は深刻化し、その多くは心の健康と深く関わっていることが指摘されており、心の健康づくりは重要な教育課題となっている。あなたは子どもの心の健康づくりにおける養護教諭の役割についてどのように考え、学校で実際にどのような取組を行うか。具体的に答えよ。

[栄養教諭]
 あなたが着任した学校では、給食で好きなものだけを食べてその他のものを残す子どもが多くいることがわかった。あなたは栄養教諭として、この現状を改善するためにどのような手立てを講じていくか。具体的に答えよ。




◆平成20年度 1次試験◆

時間:60分 字数制限:800字

[小学校]
 3学年の学級担任になったとする。仲間意識が芽生え、生活面・学習面での個人差が目立ってくるこの時期の児童には、児童間の対立や仲間はずしなどが心配される。あなたは学級担任として、どのような学級経営を行うか。1学期のスタート時期に取り組むことを具体的に書け。

[中学校]
 担任になった学級が人の心を傷つけるような言動により学級としてのまとまりを欠く心配があることが分かった。あなたは学級担任として、1学期のスタート時期にどのように学級づくりを行うか。具体的に書け。

[高等学校]
「高校生の意欲に関する調査」(日本青少年研究所)の資料を見て、これからの高校教育の在り方について、自分の考えを書け。

[養護教諭]
 着任した学校では、毎朝朝食をとらずに登校し、4限目になると腹痛を訴え保健室で休む児童生徒が複数いた。あなたは養護教諭として、この現状を改善するためにどのような手だてを講じるか。具体的に書け。