平成21年度 群馬県(過去問題)


◆1次試験◆

●時間:30分 字数制限:400字


次の文章を読んで、教員を目指す一人として、自分の考えを400字以内で述べよ。

「子どもの心は素直である。だからわからないことがあればすぐに問う。「なぜ、なぜ」と。
 子どもは一生懸命である。熱心である。だから与えられた答えを、自分でも懸命に考える。考えて納得がゆかなければ、どこまでも問い返す。「なぜ、なぜ」と。
 子どもの心には私心がない。とらわれがない。いいものはいいし、わるいものはわるい。だから思わぬものごとの本質をつくことがしばしばある。(松下幸之助『もっと大切なこと』による)




◆平成20年度 2次試験◆ 

●時間:30分 字数制限:400字


次の文章を読んで、教師を目指す一人として、自分の考えを400字以内で述べよ。

「人は、目の前の現実を直視すればするほど、夢や希望なんて先の先と思えてしまうものですよね。だからといって、人は夢を否定しては前に進めません。『ぼく野球選手になる』『わたし漫画家になる』人間関係に傷ついた子どもたちが、こんなことを言い出したら、それは旅立ちの一歩。子どもたちは、そういう夢を語ることで、まわりの反応をみて、『だいじょうぶ』と自問自答しているのです。(富田富士也「心をささえる50の言葉」による)」