福岡県教頭試験問題(高校)

●2003年実施問題

次の各文は、法律、条例または規則等の条文である。それぞれの条文が規定されている法律、条例または規則等の名称および条項を答えよ。また、( 1 )〜( 10 )にあてはまる語句をあとから選び、記号で答えよ。また、( A )〜( E )にあてはまる語句を答えよ。

(1)任命権者は、( 1 )研修を実施するに当たり、( 1 )研修を受ける者の能力、適性等について評価を行い、その結果に基づき、当該者ごとに( 1 )研修に関する計画書を作成しなければならない。

(2)任命権者は、職員の執務について定期的に( 2 )の評定を行い、その評定の結果に応じた措置を講じなければならない。

(3)学校には、教育委員会の承認を得て、( 3 )を置くことができる。
 2 ( 3 )は、校長の求めに応じ、学校運営に関し意見を述べることができる。
 3 ( 3 )は、当該学校の職員以外の者で教育に関する理解及び識見を有するもののうちから、( A )により、教育委員会が委嘱する。

(4)高等学校は、その教育水準の向上を図り、当該高等学校の目的を実現するため、当該高等学校の教育活動その他の学校運営の状況について自ら( 4 )を行い、その( B )するよう努めるものとする。

(5)学校には、学校図書館の専門的職務を掌らせるため、( 5 )を置かなければならない。

(6)法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であって、自己の使命を自覚し、その( 6 )に努めなければならない。このためには、教員の身分は、尊重され、その( C )が、期せられなければならない。

(7)市町村の教育委員会は、次に掲げる行為の1又は2以上を繰り返し行う等性行不良であって他の児童の教育に妨げがあると認める児童があるときは、その保護者に対して、児童の( D )を命ずることができる。
 1 他の児童に障害、( 7 )又は財産上の損失を与える行為
 2 職員に障害又は( 7 )を与える行為
 3 施設又は設備を損壊する行為
 4 授業その他の教育活動の実施を妨げる行為

(8)学校の管理機関は、学校教育上支障がないと認める限り、その管理する学校の施設を( 8 )のために利用に供するよう努めなければならない。

(9)国立若しくは公立の学校の校長の任命権者又は私立学校の設置者は、学校の運営上特に必要がある場合には、前2条に規定するもののほか、第8条各号に掲げる資格を有する者と( 9 )を有すると認める者を校長として任命し又は採用することができる。

(10)都道府県委員会は、地方公務員法第27条第2項及び第28条第1項の規定にかかわらず、その任命に係る市町村の県費負担教職員で次の各号のいずれにも該当するものを( E )し、引き続いて当該都道府県の常時勤務を要する職に採用することができる。
 1 ( 10 )に対する指導が不適切であること。
 2 研修等必要な措置が講じられたとしてもなお( 10 )に対する指導を適切に行うことができないと認められること。

(語群)
ア 心身の苦痛  イ 社会教育   ウ 同等の資質   エ 司書教諭   オ 点検及び評価
カ 勤務成績   キ 職責の遂行  ク 児童又は生徒  ケ 十年経験者  コ 学校評議員